
プログラミング言語は、現在たくさんの種類が存在します。
仕事現場ではJava,C,VB.NETといった言語が人気でよく使われています。
しかし、このような言語は「使うための準備」「言語の考え方」がややこしくて、初めてプログラミング習得する方にはとても難易度が高くおすすめできません。
前回の記事で紹介したように、プログラミング言語達は大半の部分で共通の考え方をしています。
なので、まずは比較的難易度の低い言語を使って学習していきましょう。
このブログでは「VBA」と「JavaScript」をおすすめしており、この2つの言語をメインに学習を進めていこうと思います。
VBAとは
VBA(正式にはVisual Basic for Applicationsと言います)はExcelについているプログラミング言語です。
Excelでプログラミング??と思われるかもしれませんが、実はExcelでも出来るんです!
Excelの「マクロ」という機能を知っていますか?
マクロとは一連の動作を記憶して実行させる仕組みです。
例えば、下の画像のような社員管理リストという表と退職する社員リストという表があります。
この「社員リスト」から「退職する社員リスト」の社員を削除する必要があった場合、一つ一つ確認しながら削除していくことになります。
この表はそれほど数が多くないので苦ではありませんが、これが何百、何千行あったらこんな作業とてもじゃないけどやってらんないですよね笑
こんな時、「マクロ」という機能が活躍します。
マクロに「退職する社員リストの社員のデータが社員リストの中にあったらその行を削除する」という一連の処理を記憶させれば、「実行」ボタンをクリックするだけでこの処理をしてくれるようになります。
これが数百数千行あろうが一瞬です。
マクロの話に脱線してしまいましたが、このマクロというものを作るのにVBAという言語が必要になるわけです。
VBAでマクロを作成するために必要なソフトや環境は「Excel」以外に必要ありません。
Excelさえあれば今すぐにでもプログラミングをすることが出来ます。
内容も他の言語に比べとてもシンプルで初めてプログラミングをされる方はとっつきやすいと思います。
また、マクロの作成は社内外のツールなどによく使われていて、私も過去に何度か社内の管理ツールをVBAで作成したことがありました。
使えるようになって損はないと思いますよ!
JavaScriptとは?
JavaScriptは主にWebアプリケーション開発やWebサイトを作成する時に使われる言語です。
なんだか難しそうに思えますが、やってみるととても分かりやすい言語です。
上で紹介したVBAと同様にそろえるソフトや環境も必要なく、メモ帳があればすぐにプログラミングすることが出来ます。
Webサイトは大きく3つの言語で構成されています。
1つ目はページの基礎で文章、ボタンなどを配置したりする「HTML」という言語。
2つ目は「HTML」で作ったページに色を加えたり、ボタンや文章にデザインを加えることが出来る「CSS」という言語。
3つ目は「HTML」で作ったページに機能を持たせることが出来る「JavaScript」です。
下の画像を見てください↓
これは「OKボタンを押したときに文章を表示させ、その文章にテキストボックスの中に入力された名前を付けくわえる」という機能をWebサイトに追加させました。
こんな風に、入力してもらったデータを取ったり、Webページに変化を起こしたりする役割がJavaScriptです。
JavaScriptもWeb系の仕事であればよく使う(もはや必須レベル)ので、こちらも覚えて損はありません。
ちなみに、上で紹介したWebページはメモ帳でカンタンに作る事が出来ます。
まとめ
これからプログラミング言語を習得していくのに最適な言語がVBAとJavaScriptです。
これから、このブログではこの2つの言語を使ってプログラミングの学習をしていこうと思います。
どちらでもいいので、やってみたい方を選んで次に進みましょう!
■VBAで学んでみる