これまで、基本的なVBAの使い方を解説してきました。
が、すっかり言い忘れていたことがあります。
それは…、マクロが入ったExcelファイルを保存する方法についてです汗
追記: PropsRoomというスキル情報メディアを運営しています。
こちらでもVBA入門ガイドを扱っています。
https://props-room.com/articles/handbook/vba-guide-1
マクロ入りExcelの保存方法
マクロ入りExcelは拡張子が違う!
マクロが入ったExcelファイルは、普通の保存方法とは少し違います。
普通のExcelならば、名前を付けて保存の時、ファイルの拡張子(形式)を「.xls」か「.xlsx」として保存すると思います。
ですが、この形式で保存してしまうと、マクロの機能が失われてしまいます。
ちなみに、普通の「.xls」「.xlsx」形式で保存しようとすると、下のような警告が出ます↓
マクロ入りExcelは、保存の時この拡張子を「.xlsm」にしてあげればマクロを保って保存することが出来ます。
xlsm形式でファイルを保存すると、このようなアイコンのファイルが出来上がります。
これがマクロ入りExcelファイルです。
外部からダウンロードしてきたマクロ入りExcelはマクロを有効化しないといけない!
自分で作ったファイルならば、開けば普通にマクロを起動することが出来るのですが、インターネットや社内のサーバーなどの外部からマクロ入りExcelをダウンロードしてきたファイルを開くと、下のようにマクロの実行がブロックされた状態になっています。
このように外部ファイルを開いたときにロックされているのは、もし、ウィルス(悪意のあるプログラミングコード)が仕込まれたマクロがあった場合、起動することを防ぐためだと思われます。
信頼できるファイルの場合は、「コンテンツの有効化」というボタンを押すことでロックを解除することが出来ます。
信頼できないファイル(インターネット上からダウンロードしてきた誰の作ったファイルかもわからないものとか)は、むやみに開かないようにしましょう。
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